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平成27年度2年次研修医 木下 史也

私は形成外科志望で、周辺領域の科で関連ある分野を中心に勉強しました。
各科どのような研修を過ごしたのか、みなさんの参考になればと思います。

〇小児科(1ヵ月)
子供のルートを取れるようになる、子供との接し方に慣れることを目標に学びました。1日の流れは、新生児診察、病棟回診、外来見学でした。 病棟や外来で採血や点滴が必要な患者さんがいると、ほぼ全て経験させていただき、1ヵ月の終盤にはだいたいは自信を持って手技を行えるようになりました。 また小児科を回るまでは、救急外来で小児の患者さんに苦手意識を持っていましたが、小児科を回ってから接し方や診察の仕方も分かり、 自信を持って診療できるようになりました。

〇整形外科(1ヵ月)
基本的には1日手術に参加で、手術が無いときは外来の見学という形でした。手術は脊椎や人工関節、外傷など幅広く経験出来ました。 見学だけではなく自分も参加できる手術が多かったので、縫合など手技に慣れることも出来ました。研修終盤には手根管症候群の手術も執刀させて頂きました。 また整形外科疾患は救急外来でもよく遭遇するので、外来で先生方がどのように診断治療するのかを学ぶ機会にもなりました。

〇放射線科(0.5ヵ月)
救急で必要な読影と、形成外科領域の読影を中心に学びました。救急で必要な単純レントゲンやCTの読影を、当院の過去画像をもとに、 まずは自分の知識で読影し、その後放射線科の先生とディスカッションという形で勉強しました。ある程度慣れると、実際に読影レポートを書いたりもしました。 放射線科を回ってから救急で自分で画像診断できるものが増えて、自信がつきました。また今後必要な骨軟部腫瘍のMRIの読み方も学びました。

〇眼科(0.5ヵ月)
外来では細隙灯や眼底鏡などでの診察の仕方、眼科の検査の見方などを学びました。手術は主に白内障や翼状片で、その他先天性眼瞼下垂や涙道の手術も経験出来ました。 また金沢大学の眼科にも見学に行かせてもらい、眼窩腫瘍や眼瞼下垂、睫毛内反の手術も見学してきました。眼科手術はほとんど顕微鏡下なので、 それに慣れるという意味でも有意義な研修でした。

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外来では一般的な耳鼻科疾患を経験し、耳や鼻の診察や、喉頭ファイバーの手技も慣れることができました。 手術は、副鼻腔や扁桃腺、ラリンゴサージャリーなどはたくさん経験でき、甲状腺や耳下腺、顎下腺など、金沢大学の先生の頭頚部外科手術も経験できました。 また金沢大学の耳鼻科にも手術見学に行かせてもらい、中咽頭癌切除+再建、喉頭全摘+両側頸部郭清といった手術まで幅広く経験できました。

〇皮膚科(3ヶ月)
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〇形成外科(6ヶ月)
基本的には手術の助手に入り、手術のない時間は外来の見学という形での研修でした。粉瘤や母斑、指の骨折のピンニングなどは執刀させて頂きました。 形成外科は救急患者も多いので、救急外来に来た処置が必要な患者さんは、形成外科の先生の指導の下、縫合などの処置をする機会がたくさんありました。 切断指や熊外傷、劇症型溶連菌感染症などさまざまな症例を経験できました。口唇口蓋裂センターもあり、珍しい口唇口蓋裂の手術も定期的に見学できました。 また金沢医科大学の形成外科にも見学に行かせてもらい、小耳症や唇裂、鞍鼻の手術などかなり珍しい手術も経験できました。

これらは私が経験した研修の一例ですが、志望する科が決まっていても、各科で一般的な症例から、 志望科に合わせた内容まで柔軟に研修できていることがお分かりいただけたかと思います。
また市中病院では一般的な症例しか経験できないのではと思っている方もいるかもしれませんが、 私は耳鼻科、眼科、皮膚科、形成外科で大学病院にも見学に行ってきており、相談次第でいろいろな経験ができる病院だと思います。
砺波総合病院はやりたいことがあればあるほど、さまざまな経験をさせてもらえる病院だと思いますので、是非一度見学に来て相談してみてください。

平成27年度2年次研修医 新居 絵理

 医学生の皆さんこんにちは。臨床研修医2年目の新居絵理です。
 1年があっという間に過ぎ、気づくと残り約半年の研修期間となりました。
 1年目では内科系(腎臓内科、循環器内科、内分泌内科)、麻酔科、救急科、皮膚科、耳鼻咽喉科を、2年目では、地域医療、産婦人科、小児科を研修しました。 それぞれの科での特徴はもちろんありますが、研修した内容がまた次に活きるのを実感するという、有意義な研修となっています。 各科でお世話になる指導医の先生や、看護師さん、技師さん、薬剤師さんなどコメディカルの方々の一つ一つのご指導があってこそ成り立っていることだと感じます。
 そして今年度8月末には市立砺波総合病院の姉妹病院である、中国の黒竜江省医院で4泊5日の研修をさせていただきました。 砺波との交流は今年で36年目という交流が継続しており、黒竜江省医院の方々はあたたかく迎えてくださいました。 外来、病棟、救急外来の見学、婦人科の手術までも見学をさせていただきました。 病院内の状況だけでなく中国の街の様子や文化、食生活などからも中国の雰囲気を味わうことができ非常に充実した研修となりました。 短い期間ではありますが、個人的な旅では決して経験できない貴重な体験ができます。
 今年度は新たに2人の研修医が加わり7人に増えにぎやかになりました。人数が増えると経験した症例も共有できます。 また多くの学生が見学に来られたり、数日や月単位で実習に励んでおられます。 昨年度は教わる一方でしたが、人に教えると自分の力不足を感じ、日々の勉強が非常に大事であると良い刺激となります。
 2年間の研修で様々な事を学ぶにはとてもよい病院だと思います。 また当院には残念ながら呼吸器内科の常勤医はいませんが、一時的に南砺市民病院への研修も可能となる予定です。 2年間の短い期間に、軽症から重症まで経験ができ、各科でもcommon diseaseだけでなく珍しい症例も経験できます。 当院で研修でき本当に良かったと感じています。
 いくら想像豊かな方でも百聞は一見にしかずなので、まずは見学、実習にお越しください。

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 こんにちは。初期研修2年目の瀬川と申します。
 この病院で研修をしている中で経験したことや、感じたことをお伝えしたいと思います。
 初期研修一年目は主に必修科である内科、救急科などを中心にローテートしました。こちらの内容は、一年目の先生の記事を読んでいただくことをお勧めします。
 私事で恐縮ですが、自分は脳神経外科志望であり、研修2年目からは主に志望科で研修させていただいています。
(ここからは主に脳神経外科の研修についてのお話になりますので、興味のない方は流し読みしていただけたらと思います。)
 脳神経外科での研修内容は、ざっくりいうと術前評価、手術、術後管理の仕方を勉強・実践させてもらいます(これらは外科系の科で共通であるかと思います)。 もう少し詳しくお話すると、脳神経外科に入院される患者さんというのは、意識障害を伴って救急搬送されそのまま緊急手術となる方もいれば、 外来まで歩いて受診し脳梗塞と診断されて入院となる方もいます (施設によっては神経内科が診るところもあるかと思いますが、この病院は脳神経外科が診ることが多いです。そういう点では多くの脳梗塞を経験できます)。 前者のような、いわゆる重症の患者さんを診る場合は、指導医の先生とともに救急室に向かい、神経所見をとらせてもらったり画像での所見を学んだりします。 また緊急事態の場合の対応についても学びます。(超緊急の場合は、時間的余裕はありませんので、気になることは後に質問してフィードバックいただきます。)
 手術の場合は、(時と状況にもよりますが)自分も手洗いをし、清潔野で術野を間近で見せてもらい、 実際に頭皮を皮膚切開するところから頭蓋骨を切って脳の中の世界まで入っていくのを見ることができます。 やはり実際に生の脳、脳血管、構造物を見て解剖を学べるのは大変勉強になります。術中は指導医の監視下で開頭、糸結び、縫合などをさせてもらいます。
 そして術後、患者さんの体位、輸液の内容や降圧の仕方、ドレーンの管理法など、その疾患ごとに管理の仕方を学びます。
 脳神経外科の手術を受けた患者さんは、幸運な方は後遺症もなく退院される方もいらっしゃいますが、後遺症を抱えて今後生活していく方も少なくありません。 入院患者さんを診せていただく中でリハビリテーションや経管栄養についても学びます。
 また後者のような保存的治療を行う患者さんについても、神経所見をとって病変の局在を考えたり、定期的な画像検査で評価したり、点滴や処方を出したりさせてもらいます。 病棟では腰椎穿刺や抜糸、消毒など入院患者さんの処置をさせてもらいます。
 以上、研修内容についていろいろ書きましたが、まだまだ自分もわからないことだらけです。 しかし、実際に指導医の診察の仕方を見る、自分で患者さんを診察する、指導医から知識(耳学問)を教わる、自分の手技を見てもらう、 生の脳に触れることができる環境にいることが、実はとても自分の為になっているのだと思っています。
 実際にその病院・科が自分に合うかどうかは、来てみないとわかりませんが、まずは気軽に自分が見てみたい科を見てみることをお勧めします。
 勇気を持って、興味ある科を訪ねてきた若者(注:年齢は関係ありません。)を邪険にするような医師はいないと思います。
 自分の好きな道を選んで、大いに頑張ってください。

平成27年度2年次研修医 髙木 英昌

 初期研修で特に印象に残っている「院外での経験」について書いてみたいと思います。
 当院は砺波医療圏の「中核病院」です。そのため近隣の市中病院や開業医からの紹介患者さんもしばしば救急で経験します。 そのような(救急で)名前をよく見聞きする近隣の病院での研修も経験できます。私は、国立病院機構北陸病院、ものがたり診療所で研修させて頂きましたが、 規模の違う病院での研修は、それぞれの病院の役割を比較しながら学ぶ貴重な機会となりました。 当然ですが地域医療は大病院だけでも、中小病院・開業医だけでも成り立たず、病院同士の連携の大切さを双方の視点から学ぶことができました。 また、外の病院での研修では、上記のように病院同士のやりとりが多いため、先生方と「いつも○○先生にはお世話になって」という話題になることはもちろん、 患者さんとも「○○先生に治してもらって。ありがとうございました」と代わりに感謝されたり(?)、地域が一体になって医療が行われていることを実感できました。
 次に、これは正直意外でしたが、研修医が参考書でよくお世話になるような有名な先生方の講演を直接聞く機会にも恵まれています。 特に有名な先生方を(主に聴講した順)で列記すると、
・「研修医当直御法度 赤本・青本」等の福井大学の寺沢秀一先生×2回
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・ NHK「総合診療医ドクターG」でもおなじみの徳田安春先生×1回
・「極論で語る循環器内科」等の香坂 俊先生×1回
・「日本人初のイギリス家庭医療専門医」澤 憲明先生×1回
・「がん哲学外来」の樋野興夫先生×1回、山田圭輔先生×1回
・「攻める問診」ドクターG、山中克郎先生×1回
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・「ものがたり診療所」の佐藤伸彦先生×1回、ものがたり診療所での一週間の研修
 参加できなかった講演もあり、チャンスはもっと多くありました。わずか一年半弱の間の、いずれも当院・近隣病院での講演です。 実際にお会いしてみて、テレビや本よりも魅力的な先生方ばかりでした。 林先生には、講演後の交流会で「院長先生と研修医だけの食事会を提案して、直接研修医の声を聞いてもらったらいい」とアドバイスを頂き、 早速そのような機会を院長に設けて頂きました。(有難うございました!)
 砺波は飲食店も豊富で、庄川の旬な鮎(別名:香魚)は去年も今年も何十匹食べたかわかりません。 散居村展望台からの夕景は本当にきれいです(時間・天気などのタイミングがよければ勤務の帰りに行けます)。 スキー場も海も近いし、富山市にも金沢市にも近い(どちらも約30分)です。そんな市立砺波総合病院へ、ぜひ一度見学にいらしてください。

平成27年度2年次研修医 松尾 俊紀

 こんにちは、こんばんは、おはようございます。砺波総合病院、初期研修、基幹型、2年次の松尾俊紀と申します。 初期研修が開始してから1年5ヶ月が経ちました(2014年8月末時点)。 もうすぐ砺波での初期研修が終わってしまうのか・・・と記事を書いている最中に、少し寂しくなっていたりします。

 昨年と記事から約1年経過して、その期間で気づいたこと、感じたことを簡単に挙げていこうと思います。
① 方言がわかるようになった
救急外来に受診した患者さんが「胸がてきない」と訴えました。 最初は「てきない」って何?「てき」って何?胸やから心臓か?心臓がないんか?と軽くパニックになったことがあります。 看護師さんから「何となく調子が悪い」ことですよと、フォローを頂けたので、その後の対応はスムーズに行うことができました。 今では1年次の研修医に笑いながら方言の話をしたりしますが、生まれ育った地域でなければ、皆さんも同じような経験をされるかもしれませんね。
② 救急外来での対応力が徐々に向上した
昨年は、救急外来にwalk inでこられた1人の患者さんの問診・身体診察に30分くらい時間がかかることがしょっちゅうありました。 悪いことではないんじゃないの?と思われるかもしれません。 4人の患者さんが診察を待っている状況で1人あたり30分も時間をかけていたら、4人目の患者さんの診察が2時間後に開始するということになります。 時間をかける必要性があれば問題はないのですが、そうでない場合は徒に患者さんを待たせる・ためることになります。 昨年はその「必要性があるかどうか」の判断が難しかったのですが、今でも難しいことには変わりませんが、ある程度は判断・対応がスマートになってきたと感じています。
③ EBMの大事さが身に染みるようになった
EBMって何?と問われたらどう答えますか?医学生の時の私は、恐らくEvidence Based Medicine(根拠に基づく医療)と答えたと思います。 今は、Evidence Based Medicine とExperienced Based Medicine(経験に基づく医療)と答えます。
Evidence は大事です。保険診療を行う限り、検査・診断・治療に根拠がなければなりません。初期研修医である私の知識は、所詮それ相応の知識量しかありませんが、 約1年間の経験から「この患者さんaは以前のあの患者さんbのこともあるし、この検査をした方が良さそう」と思うことがしばしばあり、 またその考えが結果的に診断漏れを防ぐことになったことも経験しました。

 他にも思うところはありますが、今回はこのあたりで。砺波総合病院ってどんな病院なんやろ?と興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。 連絡お待ちしております。

平成27年度1年次研修医 坂本 和巳

 初期研修医として砺波総合病院で働き始めて5ヶ月が過ぎました。 学生時代とは生活の面でも精神的な面でもまったく違う、人のために働くという毎日にやっと落ち着いてきたという感覚です。 まだまだ医師としては未熟で指導していただいている先生、コメディカルの方々には迷惑をかけ続けている毎日ではありますが、 ご覧になってもらっている方々に僕の半年弱の間の研修のようすを伝えられたらと思います。
●病院
 まず、研修をはじめて感じたことは病院全体の雰囲気がとてもあたたかいことです。 看護師はじめコメディカルの方や受付、売店の方まで本当にやさしく迎えてもらえ、 病院に慣れていない自分に声をかけてくれたり、指導して頂いたりと非常に働きやすい病院だと感じています。
 指導してくださる先生方もやさしく、そして熱心に指導していただいて、わからないことについての質問もしやすいので、 とても効率よく医学について学んでいけるのではないかと思います。
●研修
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 しかし、指導医の先生にどのように考えていけばいいのか、まず自分にできることから探して行動することなど、知識だけでなく精神的な面でも学ぶことが出来ました。 消化器内科については、肝臓癌、胆嚢炎、急性胆管炎、肝膿瘍などの患者さんを受け持たせて頂きました。 消化器では入院中絶食となる患者さんが多いため、輸液や食事開始と内容についてなどについて学ぶことが出来ました。 また、上部内視鏡、下部内視鏡を数多く見学させてもらうことで、感覚的に所見について身に付けることが出来ました。
●当直
 当直は月に4回程度です。早番、遅番に分かれておりそれぞれ17:15~0:30、24:30~0:15です。 早番の時間帯に多く来院されるということで、研修医は早番の時間帯のみの当直となります。
 また、当直は研修で救急を回った翌月以降から入ることになっています。 一晩で10~15人ほどの患者のファーストタッチをすることになりますが、患者さんは軽症から重症まで幅広く来院されます。 ですので患者さんの様子から重篤な疾患があるのではないかと、直感的に感じることのできる力が身につくのではないかと思います。 また、内科、外科の当番の先生にすぐに相談、質問をすることができるため、安心して診察することができ、また、その場で多くのことを学ぶことができるのではないかと思います。
●研修医
 今年は2年目5人、1年目2人の合計7人の研修医で研修しています。大学などと異なり人数が少ないためだと思いますがすぐに親しくなることができ、 医学的なことについてや研修医としての日々についても気軽に質問することのできる雰囲気ができました。 また、2年目の先生から1年の研修で学んだことなどを指導していただけたので、1人で学んでいくよりも多くのことを学ぶことが出来ました。

 とりとめもなく、書かせていただきましたが、砺波総合病院での研修はとても充実しておりこの病院での研修を選んだことに満足しています。もし少しでも興味を持ってもらえて、実習や見学でも来ていただけたらとてもうれしく思います。ありがとうございました。

平成27年度1年次研修医 佐野 功

 期待と不安とごちゃまぜになりながら突入した研修医生活も、瞬く間に5か月が過ぎました。 研修医としての2年間という期間が、その習得すべきことの多さに比べていかに短いかが徐々に実感として知らされてきました。
 まだ内科4か月と救急1か月のみの経験ですが、経験したこと知らされたことを書きます。
・消化器内科:
 何をどうすればいいのかよくわからないまま過ぎたような2か月でした。とにかくまず現場に慣れること。そしてカンファでの症例発表に慣れることです。 内視鏡(上部/下部消化管内視鏡)の見学が時間的にも大きな位置を占めるので、内視鏡が好きでないとなかなか辛いかもしれません。 内科では週に1回カンファレンスがあり、基本的に研修医が担当する1症例をプレゼンテーションするのですが、 最初の頃は何をどう言えばよいのかわからず、ちょっとした質問にも答えられず、あっけなく撃沈していました。 回数を重ねるうちに少しずつ要領がわかってきて、まずまずこなせるようになります。
 消化器内科ではさらに週1でオーラルプレゼンテーションの機会があり、ここでまた撃沈します。 しかしこのようなプレゼンは医師としてやっていくのに不可欠な重要な訓練であり、1週間はこれらカンファのための準備に追われることになります。
・腎高血圧内科:
 4透析の穿刺という手技が体験できます。初めは透析患者さんの腕の太い血管(シャント血管)が拍動しているのを見てドキドキしたものです。 さらに穿刺針の太さと長さにギョッと恐怖を覚えたりもしたものです。そんな初々しい状態も初日だけで、翌日からは自分で穿刺することになります。 病棟では腎疾患はもちろんのこと、肺炎、腹膜炎、心不全、脳梗塞、血液疾患などなどジャンルを問わず内科全般の症例を経験することができました。 チャンスがあれば胸腔穿刺やCVカテーテル挿入などの手技も経験できます。
・救急・ICU:
 救急にデビューすると、ようやく少しばかりは医者らしいことをやるようになります。 問診、身体診察、検査のオーダー、アセスメント、対応と一連の流れを自分で経験することで、それまで断片的だった知識が初めて有機的に構築しなおされる気がするのです。 初めの1か月は2年目の研修医と一緒に入るので、いろいろ教えてもらえるので大丈夫です。 ただしちょっと忙しくなってくると1人でやらざるをえないこともあり、揉まれながら徐々に要領がわかってきます。
 ICUでは全身管理というなかなかとっつきにくい分野なのですが、ここにはすごい(としか言いようのない)先生が指導にあたっていて、 この患者さんの何が問題なのか、どこを見るべきかなど毎朝いろいろと教えて頂けます。
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 この病院の素敵なところの一つとして是非挙げたいのは夏休みを5日間とれることです。月~金でとれば9連休、思いっきり休めます。 旅に出るもよし、親孝行するもよし、勉強・研鑚するもよいでしょう。

平成26年度1年次研修医 新居 絵理

初めまして。研修医1年目の新居絵理です。
当院で研修が始まり早くも7か月が過ぎました。半年近くの研修生活を振り返ってご紹介します。
①研修
私は麻酔科⇒救急科⇒腎臓高血圧内科(2か月)⇒循環器内科⇒内分泌内科⇒救急(2回目)を研修しました。 どの科でも指導医の先生方が丁寧に熱心に指導して下さり、非常に勉強になっています。 またコメディカルの方との関わりも多く、人工呼吸の仕組み、リハビリ、栄養などそれぞれの専門分野に関して色々なことをとても優しく教えて頂いています。 麻酔科では主に気管挿管や腰椎穿刺を行います。1日3-4回ほど挿管しました。内科では受け持ち患者さんを毎日じっくり診ます。 そして週に1度の内科カンファレンスでプレゼンテーションします。 救急科では、ICU,HCUの患者さんを回診し、動脈血採血や挿管、中心静脈ラインの挿入など処置を行います。 また救急を受診した患者さんのfirst touchを行います。かなり多くの経験を積むことができます。
②当直
7月以降から当直が始まりました。研修医5人で平日1日ずつ分担しており、月に約4回当直しています。内科も外科もfirst touchします。
看護師さんからのcallがあるたびに、また救急車の音が近づくたびに緊張します。
③研修医
現在研修医は1年目のみですが5人おり、研修医室ではその日の問題点や出来事を話し合ったり、たわいもない話をしたりと楽しく切磋琢磨して過ごしています。
少ないながらも存在する研修でのweak pointの一つは2年目の研修医がいないことですが、たすきがけで他院の2年目の研修医1人が年に数か月当院で研修しています。
④病院
病院の中は少し迷路のようで迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもきれいな病院です。 屋上にはヘリポートがあり時々救急患者さんがヘリコプターで搬送されてきます。病院内には改装され食堂・売店に加え新しくパン屋もでき便利です。

長くなりましたが、2年間で経験できることは種類にしても数にしても内容にしても非常に多く充実していると思います。 そして指導医の先生方だけでなくコメディカルの方も親切でとてもいい環境です。少しでも気になった方は見学に来てみてください。

平成26年度1年次研修医 木下 史也

これまでの7ヶ月の研修を振り返ってみたいと思います。
○4月・5月:腎高血圧内科
ほとんど何もわからない状態で始まった研修生活でしたが、まず毎日朝と昼に透析患者さんのシャント穿刺を行う中で、 穿刺の技術だけでなく、患者さんとの接し方が少しずつ分かるようになってきました。 また腎疾患をはじめ、内科一般の疾患まで幅広く経験出来ました。ひとつひとつの症例をじっくり考えることが出来ました。
○6月:麻酔科
毎日挿管、抜管や基本的な麻酔管理を行い、機会があればたまに腰椎穿刺などの手技も経験できました。 2週間ほど経つと難しい人でなければある程度自信を持って挿管できるようになりました。個人的に大変よかったのは、様々な科の手術が見学できたことです。 麻酔管理に慣れてきて状態が落ち着いている時間には手術を間近で見ることが出来ました。
○7月:救急・ICU
最初の1週間は問診や診察にも時間がかかり、検査も何をしたらいいかもまったく分かりませんでしたが、 分からないなりに先生方とディスカッションしながら数をこなすうちになんとなく雰囲気がつかめてきました。 またICUでは重症な患者さんの全身管理やCV挿入を経験できました。この1ヶ月で知識、技術ともにこれから学ぶべきことの多さを改めて思わされました。
○8月:形成外科
植皮や顔面骨骨折をはじめ多様な手術を経験できました。特に夏休みとのことで口唇口蓋裂の手術がたくさんありとても貴重な経験でした。 基本的な縫合でも形成の先生がどんなことに気をつけているのかを学ぶことが出来、これからの縫合の機会で生かしていきたいと思います。 また母斑や粉瘤の手術を執刀させていただきました。
○9月・10月:消化器内科
消化器疾患を一通り経験し、その他肺炎や脳梗塞から神経筋疾患まで幅広い内科の疾患を学ぶことが出来ました。 疾患の治療だけでなく、不眠や食欲不振、便秘などといったよくある訴えについてどのように対応したら良いかや、 癌の告知から終末期医療まで経験し多くのことを考えさせられました。 また外科や放射線科とのカンファレンスもあり、いろいろな立場からの考えを経験できました。

この後は、内科や耳鼻咽喉科、皮膚科などをローテーションする予定です。 1~2ヶ月で1つの科で学ぶのは非常に短く大変ですが、いろいろな科で勉強できる貴重な機会なので毎日密度濃く充実した毎日を過ごしています。

平成26年度1年次研修医 瀬川 莉恵子

初期研修医になって約半年になります。実際に研修医生活を送る中で気づいたことをお話したいと思います。 これをご覧になっている方に少しでもこの病院の雰囲気を感じていただければ幸いです。

●市立砺波総合病院
総合病院というだけあって、さまざまな科があります。これは初期研修医にとって研修しやすい点です。 自分がある科で研修している時に、受け持ち患者さんの疾患や治療に関して疑問を抱いた場合、他科の先生にご相談させていただくということも可能ですので、 自分自身が持った疑問について一つ一つ考え、解決していくことができると思います。 研修医の質問に対し、各科の先生方にはその道の専門家としての意見や見解を丁寧に教えていただけます。

●手技に関して
初期研修医のうちにできるようになっておくべき手技がいくつもあると思いますが、やはりそれらは多くの場数を踏み、 自分が経験したひとつひとつの行為について(指導医などからの)フィードバックを受け、省みた後、次のチャンスに備えることで上達していけるものだと思います。 そして、同じくらい大切なことは「そうした環境を自分自身で選択すること」です。 研修医の数があまりにも多い施設では自分自身が経験できる手技の数はどうしても減ってしまう傾向があると思います。 (勿論、それはそれで、同期の仲間と切磋琢磨し合いながら上達していくというメリットもありますが。)
その点で、この病院は研修医の数に対して指導医および患者さんの数は多いので、“手技待ち”の状態になることはほとんどなく、 研修医ひとりひとり手技を十分に経験できるのではないかと思います。

●目標を考慮
初期研修医の研修必須の科は勿論のこと、研修医ひとりひとりの初期研修の目標や将来の志望科を考え、研修プログラムを柔軟に組んでもらえるため、 自分に合った研修生活を送れると思います。研修医が「自身が選び、決めて研修している」という意識を持てますので、 「なんとなく研修している」という感覚にはなりにくいと思います。

●研修医を大切にしてくれる病院
この病院で研修をし始めて感じたことです。
「大切に」というのは、決して“何でもかんでも好きなようにさせてもらう”というような意味ではありません。 あくまで、研修医が一人の医師として研鑽を積めるように考慮してくれるという意味に近いかもしれません。 ここでいう「大切に」とは、具体的には次のようなものに表れていると思います。
・社会人1年目の研修医の心身の状態を気遣ってくれる指導医
・研修医が興味を持った症例、患者さんを可能な限り受け持たせてくれる指導医(適宜フィードバックもしていただけます)
・研修医が行う手技に関して(内心はハラハラしつつも)ちゃんと監視(温かく見守り)しつつ研修医自身に経験させてくれる熟練した指導医
・研修医は当直の際、夜0:30で終了(ただし患者さんの検査結果待ちなどの場合は多少遅くはなりますが)し、翌日の業務にもあまり支障が残らない
・なにかと不慣れな研修医にも親切に教えてくれるナースの方々
・研修医が自己学習(という名の休憩?)の時間を過ごしやすいように、清潔で十分なスペースのある研修医室を用意
・事務的なことで困ったことがあればすぐ丁寧に対応してくれる職員の方々

これはほんの一部分であり、研修していて恵まれた環境にいるなと実感することは他にも多々あります。 それはきっと、ご覧になっている方自身が研修医としてここで研修された際に感じることでしょう。

一つ一つの症例にじっくりと取り組みながら研修生活を送りたい方
大勢も楽しいけれど、少人数で着々と経験を積みたい方
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なんとなく見学してみようかなという気になった方

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平成26年度1年次研修医 髙木 英昌

 初期研修が始まり早7ヶ月。「先生」と呼ばれてそれが自分のことであることにようやく慣れてきました(笑)。 社会人として、医者として本当にこんなのでいいのかなと焦ることばかりだったこの半年ですが、焦っても仕方ないかとだんだん思えるようになってきました。 自分には必要な時間だったようにも思うと同時に、支えてくださる先生方やスタッフの皆様に改めて感謝の思いで一杯です。 何事もstep by step。出来ることから一つずつ。ようやく地に足がついてきた気がする今日この頃です。
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 研修医が多すぎず、砺波地区14万人の中核病院であり、ほぼ毎日救急車も来る砺波総合病院。まだ半年ですが様々な症例を経験しました。 五箇山から空を飛んで病院屋上のヘリポートに搬送されてきた方もいれば、Walk inで受診された脳出血(!)の方に驚いたり、 熊に殴られた傷にビビッていたり、肘内症で受診した子が治った手でバイバイしてくれた笑顔に癒されたり、 交通事故の重症患者搬送で救急室が戦場のようになったりと、非日常的な日常を過ごしています。大事には至らず笑顔で帰られる方もいれば、残念ながらそうでない方も。 健康でいられることは当たり前ではないんだなあと、ふと両親に電話したくなったりもします。 研修医仲間は内科志望、外科系志望、進路未定など様々、出身地も出身大学も県内外問わず色々で、互いが経験した症例なども還元し合いながら楽しくやっております。 興味をもたれた方は、ぜひ一度見学に来て下さい。お待ちしております。

平成26年度1年次研修医 松尾 俊紀

医学生の皆様、こんにちはこんばんはおはようございます。砺波総合病院、初期研修、基幹型、1年目の松尾俊紀と申します。 今年度より初期研修が始まり、現時点()で7ヶ月目が終了しようとしているところです。 もう初期研修の4分の1が過ぎているのか~、と原稿を書いていながら少し感慨深くなっていたりします。
初期研修が始まり、現時点までどのようなことをしてきたのか、これから近い将来、初期研修を迎える皆様に少しでも有益な情報を提供できればと思い、 少し変わった視点からその一部を振りかえってみます。

① 4月、仕事始め;消化器内科
 メジャーな診療科からスタートです。急性疾患もあるし慢性疾患もあるし、急性腹症から悪性腫瘍、カバーする疾患が多いこともあり、正直ビビッていました。
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 指導医のもとを訪ねて、まずは消化器内科のタイムスケジュールの説明を受ける。次に「便利な電子カルテの扱い方」の説明を受ける。 そして、先生指導のもと「便利な電子カルテの使用」を実践する。
 学生の時と異なり、研修医になると勉学だけでなく、業務も行っていかなければならない環境となります。 【オーダーの入力】は学生の時にはやっていなかったことですから、当時不安を感じていた事のひとつです。 しかし、その不安は指導医の先生に伝えることなく解決されました。
 後々、指導医の先生に「(私が)不安に感じていたことがわかっていたのですか?」と尋ねてみました。 すると「指導暦が長いから、初期研修医がどんなことに不安を感じているか大体はわかる。」との御返事。 更に「それでもわからないことはあるから、何か(心配事など)あれば言ってくれ。」と、研修するにあたり【フォローアップ】の体制があることがわかり、 「何とかなるかな」と幾分かの安心感を得て研修初日を終えました。

その後、麻酔科や救急科、循環器内科など私が学生の時には「研修でまわったら怖いだろうな」と思っていた診療科を複数研修しましたが、 何れの診療科でもフォローアップの体制はあって、「何とかなっている。それなりに(自分が)成長できている」と実感しております。 指導医の先生方だけではなく、看護師や技師などコメディカルの方々からもご指導を頂いており、 「医師及び医師以外の方々からご指導を得やすい環境」であるということが、この実感に繋がっているのだと考えます。

長々と私の思うところを書きましたが、「じゃあ簡単に言うと砺波総合病院ってどんな病院なのよ?」と皆様は思うかもしれません。 簡単に言うと【雰囲気の良い病院】です。質問し易い環境が整っているので、そういった雰囲気の良さが出ているのだと思います。
以上、初期研修1年目の感想でした。少しでも砺波総合病院に興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。連絡お待ちしております。

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 医学生の皆さん、こんにちは。平成25年度初期臨床研修医2年目の南部亮太と申します。 2012年4月から当院で研修を開始して、早2年が経過しようとしています。 1年目は内科系(循環器内科、消化器内科、腎臓内科、内分泌内科)、小児科、麻酔科を回り、 2年目は外科系(脳外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、形成外科)、皮膚科、病理科、精神科を回っています。 現在、基幹型研修医は私1名だけですが、協力型が3名(2年次1名、1年次2名)来ていただいていますので、 歯科の研修医1名と合計5名でこじんまりと研修生活を楽しく送っています。昨年に引き続いて、当院における研修生活について思うことを書いてみます。
 全国どこの病院でも初期臨床研修期間は最低2年間ありますが、1年目と2年目の違いは果たしてどこにあるのでしょうか??  自問自答しながらの2年目の研修生活もほぼ終わりに近づいたところで、1年目と2年目の違いという切り口で自分の思いをまとめることにしてみました。
 当院における自分の体験を踏まえますと、1年目と2年目の違いは、以下の3つのシフトに集約されていると考えます。

①「診断」から「判断ルチルクォーツ 26mm
 1年目の救急外来では、診察、適切な検査のオーダー、症状や検査データから病名を「診断」する力をつけることに重点が置かれます。 2年目となると、患者さんを入院させるか帰宅させるかの「判断」力が求められるようになります。 隠れた重症患者を見逃さないことが最も大事であり、入院か否かの最終判断は指導医にありますが、 独り立ちする3年目を見据え、「診断」のみではなく、自分が「判断」することを求められるケースも少しずつ増えてきます。

②「general」から「special【美品】水素風呂リタライフver.2〜温活や美肌にも〜
 1年目の救急外来で身に着けた一般的な問診・診断のノウハウをベースとし、 2年目となると、本人の希望によっては専門外来の診察にも関わるようになります。 いわば応急処置的な救急外来では、患者さんのその後のフォローを研修医が行うことはほとんどありません。 一方、専門外来に訪れる患者さんは、じっくりと腰を据えた診察、時間をかけた治療が求められますので、指導医と相談しながら治療方針を決定します。 再診時に、「この薬を飲んで治ったからやっぱりこの疾患だったんだなぁ~」といった時間軸を考慮した診断的治療を行うケースも少しずつ増えてきています。
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③「see,do」から「teach」へのシフト
 2年目となると、研修医同士の関係にも徐々に変化が出てきます。 1年目は見て(see)学び、行動して(do)学ぶことが多いのですが、後輩研修医が入ってくる2年目になるとそのポジションがガラリと変化します。 後輩の国家試験明けの知識の豊富さに改めて驚かされて学ぶこともありますが、もちろん教える(teach)ことも多いです。 後輩に教えることではじめて、本当の意味で習得したことになり、自分自身に知識や技術が定着したことになるのです。 後輩の手前、手技のひとつひとつでミスをすることも許されない状況に汗をかきながら何とかうまくこなしていくことが自身の自信となり、最高の自己教育となります。    →ここでは、話すことがとにかく大好きな当院院長の言葉を引用させていただきました。
   ☆詳細は当院HP「ようこそ院長室へ 第13回」をご覧くださいませ。

 病院によっては、top down 方式で細かく設定された研修プログラムがあるようです。 去年の感想にも書きましたが、当院は、指導医と相談して目標を設定し、それに向かって努力するbottom up方式の自由度の高いプログラムです。 2年目で達成すべきものは何か、2年目は1年目とどう違うのか、はっきりと明文化されたものは当院にはありません。 top down方式とbottom up方式のどちらがより良いかは、私には分かりません。個人の性格や資質によって異なるでしょう。 与えられたものをこなすtop down方式の研修プログラムがあったほうがいいと思うときも時折あります。 しかし、bottom up方式であっても、上述した3つのシフトチェンジをしっかりと意識さえしていれば、自分の知識と技術は確実になっていくと思われます。 自分の裁量が大きくなるに従い、1年目に感じていた「無力感からくる居場所の無さ感」が徐々に消失していき、スタッフの一員として働く喜びを味わえるようになりました。 この2年間で、医師として少しは成長することが出来たのではないかと実感しています。

2年目の研修医が実際にどのような研修生活を送っているかについて、具体的に紹介します。

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                    ~耳鼻咽喉科ラウンド中~』

起床、身支度
家を出る
病院到着
外来でサンドイッチ食べながらカルテチェック
上級医2人と一緒に3人で病棟回診

入院患者は8人(顔面神経麻痺3人、突発性難聴、喉頭癌2人、甲状腺癌、副鼻腔炎ESS)
入院患者のカルテを書く
耳鼻科外来で上級医の指導の元で患者の診察を行う
30代女性再診、顔面神経麻痺の退院後フォロー、内服処方
70代男性再診、顔面神経麻痺の退院後フォロー、内服処方
20代女性再診、扁桃炎フォロー、抗生剤継続
70代男性初診、急性副鼻腔炎+突発性難聴、抗生剤とステロイド処方

ちなみに、この日の当院耳鼻科外来は、トータルで78人(初診は8人)でした。
外来終了、研修医室に戻って昼食、まったりとした時間を過ごす
手術室へ移動
甲状腺癌摘出術開始、助手として術野に入る(執刀:金沢大学教授)
手術終了
病棟、夕方の回診
救急外来開始
40代女性、不安感を主訴に来院
3歳男児、頭部打撲
70代女性、転倒による前額裂傷
1歳男児、階段から転落した
カーボンバイク
40代女性、下血
90代女性、発熱
80代女性、犬咬傷
30代女性、腹痛
20代男性、交通外傷で搬送(混み合っていたためにこの患者さんだけはfirst touchできませんでした。)
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40代男性、腹部膨満感
(検査結果が出るまでの空き時間。チャンスと言わんばかりに研修医室に戻ってこっそりと弁当を食べる。)
90代女性、倦怠感
60代男性、便秘
70代女性、動悸
30代女性、嘔吐
50代女性、左鼠径部痛
30代男性、右眼痛
20代女性、呼吸困難
60代女性、左側腹部痛

 この日は救急車による搬送が1回と少なかったこともあり、walk in の患者さんを全例診ることが出来ました。 救急当番の日はこんな感じで1日があっという間に過ぎていきます(当番で無い日は定時で帰ることもありますが。。。)。 1日中ずっと忙しいわけではなく、ぽこっと空いた時間も出来るので、on-offのスイッチを使いながら過ごしています。
 common diseaseが多く、walk inで来られる患者さんはほとんどが帰宅可能な軽症例ですが、その中に隠れた重症疾患もあり、ホント良い勉強になると思います。

 かなり長くなってしまいましたが、当院における初期研修(特に1年目と2年目の違い)の様子が少しは伝わったかなと思います。 これを読んでちょっとでも興味を持たれた方は、是非一度見学においでください。連絡お待ちしております☆

平成24年度1年次研修医 南部 亮太

 医学生のみなさん、こんにちは。砺波総合病院 初期研修1年目の南部と申します。 2012年4月から当病院で初期研修を始めて早7ヶ月が経過しました。 循環器内科からスタートし、麻酔科、救急科と回り、現在は消化器内科を回っております。 2012年11月現在、基幹型研修医1年目は私だけですが、2年目の先輩や協力型(たすきがけ)で来られている研修医の先生達と総勢4人で楽しく研修生活を送っています。 ここでは、この病院での初期研修の様子をお伝えしたいと思います。現在、初期研修先として市中病院を考えている皆様の参考になれば幸いです。

 初期研修先を選ぶ条件として皆様が重要視されている(と私が勝手に思っている)①プログラム内容 ②救急 ③症例数 ④当直 、について率直に飾ることなく私見を述べていきたいと思います。

①プログラム内容
 回る科によってもちろん忙しさは異なっていますが、他病院の同僚研修医から聞いた話と比べると、当院は自分の時間が比較的多いようです。 じっくりと腰を据えて担当の患者さんと向き合うことが出来ます。さて、この時間をいかに有効利用するか、それが重要となってきます。 文献を検索して治療法を上級医やカンファレンスでプレゼンしたり(あっさり却下されることが多いのですが、採用されたときの喜びはひとしお☆です)、 先輩の研修医を呼んで心エコーの練習をしたり、採血室でこっそりとライン取りの手技をさせてもらったり、等々やることはたくさんあります。 上司から与えられたものをひたすらこなしていくというよりも、 自分で目標を設定してそれに対して努力するというどちらかといえば「bottom up方式の大人のプログラム」と言うことが出来るでしょう。 私はそれに結構満足しています。

②救急
 当院は、救急車とwalk in 合わせて平日は30~40人、土日は50~60人ほどの患者さんが救急外来を受診されます (正確に数えたわけではないので病院発表の数とは異なるかもしれません!)。 研修医はfirst touch(病歴を聞きながら身体診察、鑑別診断を考えて、検査をオーダー)を行います。 そして上級医にプレゼンし、フィードバックを受けます。偉そうに書きましたが、これはどこの病院でも同じだと思います。 当院の特色としては、「研修医の頭数が少ないため、全ての症例を見ることが可能」といったところです。 私自身、7月から昼間救急、7月の中旬から夜間救急(週1回程度)に入り、救急科3ヶ月の間に軽症から重症あわせて300人以上の患者さんと接することが出来ました。 研修医の数が少ないことは、それだけ経験できる救急症例が多くなるというメリットがあるのです。 私はそれに結構満足しています。

③症例数
 研修医の数が少ないことは自動的に担当する症例数の増加につながります。 現在回っている消化器内科を例に挙げますと、毎日6~7人くらいの担当患者さんを相手に病棟業務を行っています。 臓器を網羅的に経験したい旨を指導医に伝えると、次から次へと患者さんをあてがわれます。 現在の担当患者さんは、食道アカラシア、早期胃癌、総胆管結石・腫瘍、C型肝炎、肝臓癌、膵炎、潰瘍性大腸炎、腸閉塞といった感じで、 食道から大腸までほぼ全部の臓器を網羅できていると実感しています。 特に肝炎に関しては、富山県において当院と富山県立中央病院の2病院のみが「肝炎診療拠点病院」に指定されていることもあり、 大学と連携しながら最新の3剤併用抗ウイルス療法を行うなど、最新の知見に触れることも可能です。 私はそれに結構満足しています。

④当直
 例年は1年目の秋口から週1回程度で当直が始まりますが、希望すれば早く始めることや回数を増やすことも可能です。 ちなみに、当院の研修医の当直体制は病棟当直ではなく、救急外来当直です。 当直といっても朝まで病院に泊まりこむわけではなく、深夜0時半の受け付けで終了、引き継ぎをしてその後は家に帰って睡眠を貪ることが可能です。 もちろん翌日の業務には何の支障もなく、当直明けでも体調万全で100%の力を十分に発揮することが出来ます。 私はそれに結構満足しています。

以上、ダラダラと長くなってしまいましたが、少しは当院の初期研修がどういったものかイメージできたのではないかと思います。

・ワイワイガヤガヤ研修も好きだがどちらかと言えば孤独なほうだ
・じっくりとひとつひとつの症例を考えながら研修をしてみたい
・救急外来も含めて症例の数をとにかくこなしたい

これらのうちひとつでも「おっ?」と思った方は、一度見学に来てください。あなたにピッタリの病院だと思います。お待ちしております。

平成24年度2年次研修医 坪本 真

 皆さんこんにちは。研修医2年目の坪本と申します。昨年に引き続き当院の研修内容を少し紹介したいと思います。

 私は、1年目は内科系中心(腎高血圧内科、消化器内科、麻酔科、救急部、精神科、循環器内科、小児科)に、 2年目の前半は外科系中心(外科、脳神経外科)に研修を行いました。 これまで回ったどの科においても、その科に必要な最低限の知識や考え方、簡単な手技や検査などを丁寧に指導して頂け、充実した研修生活を送っています。

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 現在研修医は医科3人、歯科1人の4人と他院と比べると少人数ですが、若手の先生を交えての飲み会も多く、楽しい毎日を過ごしています。 ぜひ当院に見学、実習に来てみてください。きっと少人数の研修ならではのアットホームな雰囲気を気に入ってもらえると思います。 皆さんが来られるのを心よりお待ちしています。

備前焼のとっくり